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ねこでんせんせいふくまくえん

猫伝染性腹膜炎

概要

猫伝染性腹膜炎ウイルスによって、腹膜炎などの病気を引き起こす感染症のこと。FIPとも呼ばれている。

症状

猫伝染性腹膜炎(FIP)はウェット型(滲出型)とドライ型(非滲出型)の2つのタイプがあり、主に次のような症状が見られる。

ウェット型では「元気がない、微熱、腹水、腹部膨満、胸水、呼吸困難」などの症状が、ドライ型では「微熱、食欲や元気がない、黄疸、眼症状、神経症状」が見られる。

検査・診断

特定の症状や検査から診断することができないため、血液検査を始めとした複数の検査から除外診断を行うことが一般的。

治療法

確実な治療法は、現在のところまだ確立されていない。

この情報の監修者

監修者情報

西岡 優子

西岡 優子

ライター、獣医師

北里大学獣医学科を卒業後、出身の高知県近県である香川県の動物病院にて、小動物の診療に携わる。
結婚を機に、都内の獣医師専門書籍の出版社で編集者として数年勤務し、現在は動物病院で時短で獣医師として働く傍ら、犬・猫・小動物系のライターとして活動している。

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