我が家には、キャバリアの男の子が2匹います。今回は愛犬を迎え入れようと決めた理由や迎え入れるにあたって悩んだことについて紹介します。
私は愛犬を迎え入れるときに大きな壁にぶつかりました。「こんなこともあるのか!」という視点で読んでいただけたら嬉しいです。
執筆・監修
ライター、動物看護師、愛犬飼育スペシャリスト
動物病院で動物看護師として働き、その後、大学病院付属の研究所で新薬開発に関わる研究を行ってきた。結婚を機にペットを飼っている人に役に立つ情報を発信するため、愛犬飼育スペシャリストの資格を取得し、主婦ライターとして活動している。
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愛犬の簡単なプロフィール紹介
我が家には、キャバリアの男の子2匹がいます。左のルビー(被毛が茶色)がととろ4歳、右のブラックタン(被毛が黒色と茶色)がくろすけ2歳です。
ととろは人と遊ぶことが大好きで、甘えん坊な性格をしています。また、人の感情や言葉に敏感に反応するため、私と一緒に喜んだり、悲しんだりしてくれます。
くろすけはおもちゃを渡せば一人で遊んだり、疲れたら寝るといったようにマイペースな一面があります。しかし、構って欲しくて身体を寄せてきたり、お腹を出すこともあります。
2匹とも性格は違いますが、人に対する愛情が深く、とても可愛い自慢の愛犬たちです。
希少カラーのブラックタンとの出会い
今回はくろすけを迎え入れようと思った経緯についてお話しします。
キャバリアには4つのカラーがあり、その中でもルビーとブラックタンは希少と言われています。
ととろはルビーなので、次に迎え入れるとしたらブラックタンのキャバリアにしようと決めていました。
しかし、希少なカラーなだけあって近くのブリーダーさんなどで見つけることができませんでした。
「やはりブラックタンはなかなかいないのか・・・」と諦めていたときに、たまたま見たペットショップのHPにくろすけがいたのです。
「これは運命だ!」と思い、すぐに問い合わせをしました。
迎えたいけれど、高額の医療費が…。
私はくろすけを迎え入れるにあたって、2つのことで頭を悩ませました。
それは、ペットショップに問い合わせたときに「犬はいるが、店頭販売はしていない。」と言われてしまったからです。
実は、くろすけは全身の脱毛が原因で販売することができない状態だったのです。
これを聞いて、私が頭を悩ませた2つのこととは以下のとおりです。
- くろすけは販売できずに売れ残ったらどうなるのだろう
- 迎え入れたら高額な医療費がかかるかもしれない
私は、売れ残った動物たちは不幸な運命を辿ってしまう可能性があるとして、ペットショップでの生体販売をやめようという意見がたくさんあることを知っていました。
くろすけはこのまま販売できずに、残ってしまったらどうなるのだろうという不安が押し寄せてきました。
しかし、全身の脱毛で販売ができないという状態ということは、迎え入れたら医療費がかかるのは確実です。
くろすけを迎え入れて幸せにしたいという思いと、高額な医療費を払うことができるのかという不安がぶつかりあったのを覚えています。
知れば知るほど厳しい現実を突きつけられる
全身の脱毛によって店頭販売がされていなかったくろすけを迎え入れるにあたって、以下のことを特に調べました。
- 子犬の脱毛の原因や病名
- 治療にかかる費用
- 迎え入れる前からわかっていた病気にペット保険は適応されるのか
- 脱毛は多頭飼育しても大丈夫なのか
我が家には、すでにととろがいたので脱毛してしまう感染症があるのかといったように、先住犬に影響があるかどうかを重点的に調べました。
感染症の場合には、隔離するための部屋を用意したり、おもちゃの使い回しはしないといった対策をする必要があるためです。
ちなみに、脱毛する感染症としてマラセチア皮膚炎や膿皮症、皮膚糸状菌症などがありました。
また、迎え入れる前からわかっていた病気にペット保険が適用になるのかや脱毛の治療費がどのくらいになるのかも調べました。
十分な治療を受けさせてあげるためにも、医療費の備えをしておく必要があると考えたからです。
高額な医療費に備えて加入しようと考えていたペット保険ですが、基本的には健康な犬が加入し、病気やケガをしてしまったときに補償が出るようになっているものですので、加入前に治療していた病気に関しては補償されないことが多いということを知りました。
くろすけを迎え入れるために、さまざまな情報を集め、十分な準備をしておかなければと思ったものの調べれば調べるほど厳しい状況に置かれていることを思い知ったのです。
執筆・監修者の情報
ライター、動物看護師、愛犬飼育スペシャリスト
動物病院で動物看護師として働き、その後、大学病院付属の研究所で新薬開発に関わる研究を行ってきた。結婚を機にペットを飼っている人に役に立つ情報を発信するため、愛犬飼育スペシャリストの資格を取得し、主婦ライターとして活動している。
現在はキャバリアの男の子2匹と共に賑やかな毎日を過ごしている。
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