看板猫がいるお店に行ったことはありますか? 猫カフェではなく、猫がお店の一員としてお出迎えしてくれるお店です。
ゆっくりお茶をしながら、スイーツを食べながら、はたまたお酒を片手に猫を眺める......そんな癒しの時間がそこにはあります。
お店によって看板猫のキャラクターも様々。自由気ままな子、写真写りが得意な子、お客様と戯れるのが大好きな子。
そんな看板猫に招かれて都内の3つのお店に行ってみました。
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目次
【浅草】おもてなしが大好きな看板猫に出会える喫茶店「ギャラリー・エフ(Gallery éf)」
台東区浅草にあるGallery & Cafe&Bar「Gallery éf」。
元々は江戸時代に雷門郵便局前に建てられた土蔵を多くのアーティストたちが再生し、アートスペース&カフェとして25年営業されてきましたが、2022年から現在の寿四丁目に移転しています。
おしゃれな水色の扉を開くと、白と水色を基調とした明るい店内。
黒い毛並みとハチワレが特徴の看板猫「すずのすけ」がお出迎えしてくれました。
すずのすけの名前の由来は、先代看板猫の銀次(銀ちゃん)に関連しているそう。
金属にちなんで名付けられたその名は二代目に引き継がれ、柔らかく磨けば輝く性質を持った金属の錫(スズ)から「すずのすけ」と命名されたそうです。
すずのすけがギャラリーエフにやってきたのは2013年。
高速道路付近でヒッチハイクしていた生後6ヶ月のすずのすけに出会いました。そこから看板猫歴は今年の12月で10年目に。
生まれた直後から看板猫としてお客様と接してきたからか、人懐こくて人が大好きなんだとか。
誰にでも触らせてくれたり膝に座ってくれたりするので、「飼い猫でもなかなか触らせてくれない」と嘆くお客様からも大変喜ばれているそうです。
そんなおもてなし大好きなすずのすけは写真撮影も慣れたもの。カメラに物怖じせず、色々なポーズを撮らせてくれました。
カフェタイムにお邪魔したので、せっかくならということですずのすけを眺めながらちょっとティータイム。
かぼちゃのチーズケーキと珈琲のセットをいただきました。マグの柄が黒猫なのもまたかわいいですね。
お昼はカフェ、夜はバーとして運営しているギャラリー・エフ。
時間帯によってはすずのすけの勤務時間外の時もあるかもしれませんが、ぜひ足を運んですずのすけのおもてなしを受けてみてはいかがでしょうか?
※猫およびスタッフの都合で会えないこともあります。
Gallery & Cafe&Bar「Gallery éf」
東京都台東区寿4−6−11
- 目安予算
- 1,000円前後
- アクセス
- 田原町駅から徒歩4分
- 営業時間
- CAFE TIME:11:00~17:00/LUNCH TIME:12:00~14:00/BAR TIME:18:00~(水曜,金曜,土曜)
おすすめポイント
看板猫
バータイムあり
その他店舗データ
お問い合わせ | 03-3841-0442 |
---|---|
予約可否 | - |
定休日 | 月曜、火曜 |
支払い方法 | カード不可、電子マネー不可、QRコード決済可(PayPay) |
席数 | - |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 | 近隣にコインパーキングあり |
【新宿御苑前】3匹のもふもふ猫一家が出迎えてくれるカフェ&ワインバー「ディー・カッツェ」
つづいてやってきたのは新宿御苑前駅から徒歩3分、紅茶とワインを楽しめる「ディー・カッツェ」。
ドイツ語で猫を意味するカッツェ(Katze)の店名通り、3匹の看板猫一家に出会えるお店です。
通りに看板が出ている店先の階段を上に上がると、光が差し込む柔らかい雰囲気の店内。
壁には歴代の看板猫たちの写真が飾られていて、店主の猫愛を感じる空間です。
2022年11月までは店長猫のケーニッヒを含めた4匹家族でしたが、現在は店長夫人「クイーン」のくーちゃんと、息子の店長代理カイザーくん、娘猫の「王女」おーちゃんの3匹でこのお店の看板猫をしています。
店長夫人「クイーン」のくーちゃんはオレンジの箱の中がお気に入りの場所。
取材で訪れた時も箱の中で丸くなって寝ていました。マイペースな性格で、お客様にも「はいはいどうぞ」と大人しく触らせてくれるそう。
つづいて、くーちゃんの息子であり店長代理のカイザーくん。
写真の窓際席がお気に入りで、ここから見える通りの犬の散歩を眺めるのが好きなんだそう。この日も窓際でまどろんでいました。
カイザーくんはこのお店の一番人気。
ちょっぴり王者気質で、「撫でてもいいぞ」と言わんばかりにサービス精神旺盛。お客様に撫でられると店主にドヤッと得意げになるんだとか。
そして3匹目は娘猫で王女のおーちゃん。母猫のくーちゃんによく似た、アメリカンカールとマンチカンのミックスです。
人見知りな性格だったおーちゃんだそうですが、特別仲良くしていたお客様のおかげもあって徐々に人見知りを克服。
この日もお昼寝どきだったにも関わらず撮影に協力的で、レジ台に登って「THE・看板猫」な写真も撮らせてくれました。
猫の形をしたスコーン「ネコーン」が人気メニューです。
紅茶といただくティータイムもいいですし、お酒好きの人はワインを飲みながら看板猫一家に癒されるバータイムもおすすめです。
ディー・カッツェ
東京都新宿区新宿1-19-8 サンモール第7ビル2F
- 目安予算
- 1,000円~2,000円
- アクセス
- 東京メトロ 新宿御苑駅から徒歩2分/東京メトロ 新宿三丁目駅から徒歩6分
- 営業時間
- [月~金]11:30~22:00(L.O)/[土日祝] 12:00~19:00
おすすめポイント
看板猫
ペット可
隠れ家レストラン
その他店舗データ
お問い合わせ | 03-3352-5510 |
---|---|
予約可否 | 予約可 |
定休日 | 無休(営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください) |
支払い方法 | カード不可、電子マネー不可 |
席数 | 32席 |
禁煙・喫煙 | - |
駐車場 | 近隣にコインパーキングあり |
施設の詳細
食べログ【渋谷】のんびりじっくり触れ合える看板猫に出会えるkitchen&bar MORIS
最後にご紹介するのは、渋谷と恵比寿の真ん中あたりにお店を構えるkitchen&bar MORIS。
人と人との繋がりを大切にされていて、美味しいご飯とお酒と会話が楽しめるお店です。
通りに出てる看板を目印に、地下に降りるとそこにMORISがあります。
店名のMORISは昔とあるご近所にいた野良猫の名前から命名。
ご夫婦二人でゆっくり営んでいたところ、2016年の11月に野良猫が迷い込んできたそうです。
それが現在の看板猫「かもめ」。お名前の由来は映画「かもめ食堂」から。
MORISでは毎年11月に「映画fes!」と称して、週替わりで選んだ映画にちなんで料理を提供されるイベントをしており、2016年の11月、「かもめ食堂」の週に突如迷い込んだ子猫にその名前をつけたそうです。
かもめが看板猫となった詳しい物語はこちらから。
基本は臆病で、テーブルに乗ったりキッチンに入ったりした時に叱ると同じことはしない、言うことをちゃんと聞く性格だとか。
自宅猫と違って小さい頃からたくさんの人に出会う環境だったので、人に対しては怖がらずに穏やかに接客してくれるそうです。
かもめの出勤時間はディナータイム。お昼の時間が終わるとお店に出てきてお客様をおもてなしします。
取材時はお昼とディナーの間の時間で、ちょうど構ってタイムだったようで、よく鳴いていてとっても可愛かったです。
YouTubeで発信もしているそうで、それを見て会いにくるかもめ目当てのお客様も多いそう。
猫好きな方が訪れる一方で、今まで猫を触ったことがないお客様もMORISが触れ合える機会になっているというお話も。
猫カフェと違って、思いがけず猫と出会えるのもこうした看板猫がいるお店の魅力かもしれません。
こぢんまりゆったりと経営されているので、かもめの取り合いになることはなく、ゆっくりじっくり触れ合いたい人にはぜひ一度会いに行ってみてほしいお店です。
kitchen&bar MORIS
東京都渋谷区東2-20-16 estマニヴィアB1F
- 目安予算
- 1,000円~4,000円
- アクセス
- 渋谷駅より徒歩13分/恵比寿駅より徒歩13分
- 営業時間
- LUNCH TIME:月-金11:30~14:30(L.O.14:00)/BAR TIME: 火-土18:00~23:00(L.O.22:30)
おすすめポイント
看板猫
バータイムあり
ライブ・生演奏あり
その他店舗データ
お問い合わせ | 03-6451-1683 |
---|---|
予約可否 | 予約可 |
定休日 | 日曜、祝日 |
支払い方法 | カード可(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)、電子マネー可(交通系電子マネー(Suicaなど)、iD、QUICPay)、QRコード決済可(PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAY) |
席数 | 20席(カウンター8席・テーブル10席) |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 | 近隣にコインパーキングあり |
いかがでしたか? 今回、3店舗取材させていただき、それぞれ異なるキャラクターの猫さんたちに出会えましたが、どの子も共通して人懐っこい子ばかりでした。
気になった方はぜひ足を運んで、美味しいご飯やお茶とともに看板猫に癒されてみてはいかがでしょうか。
この記事の執筆者
nademo編集部
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