「シベリアン・スピッツ」とも呼ばれるサモエドは、その別名の通りスピッツを大きくしたような大型犬です。 昭和30年代~40年代の高度成長期に大人気だった「日本スピッツ」は、このサモエドとジャーマン・スピッツの交配により誕生しました。 当時のスピッツはよく吠えたため番犬向きでしたが、スピッツより体が大きく、そのルーツであるサモエドは意外にも番犬には向いていません。 使役犬として長く人間と暮らしてきた歴史があるサモエドは、あまりに温厚で友好的なため、攻撃性は低い犬種とされているからです。 そんなサモエドにも、も ...