オーストラリアンミストってどんな猫種？特徴や性格・習性、適切な飼い方

 その他情報

原産国	アメリカ合衆国
猫種公認団体
大きさ	中型
平均寿命	12歳〜13歳
なりやすい病気	肥大型心筋症,尿路結石症,糖尿病
参考価格	6万円～40万円

被毛

抜け毛	多い
毛質	ダブルコート
毛色	シルバータビー,ブラウンタビー,レッドタビー,ブルータビー,クリームタビー,カメオタビー,パッチドタビー,バイカラー,トッティー
毛の長さ	短毛

オーストラリアンミストを飼うのに向いている人の特徴

まだまだ情報の少ないオーストラリアンミスト。

「一緒に暮らしてみたい！」と興味が湧いた際に、自分と相性がよいのかどうかは気になるポイントですよね。

ここでは、オーストラリアンミストを飼うのに向いている人の特徴をご紹介します。

当てはまる人は、新らしい家族の候補としてオーストラリアンミストを検討してみてはいかがでしょうか？

一緒にいる時間を作ってあげられる人

オーストラリアンミストは人懐っこく、飼い主さんや家族と一緒にいるのが大好きです。

お留守番は苦手なので、なるべく毎日一緒にいてあげられる人が向いています。

ひとりで長時間過ごすことはストレスに感じてしまうため、在宅ワークや専業主婦（主夫）の方など、常に誰かが家にいる家庭に合っているといえるでしょう。

愛猫と一緒に遊ぶのが好きな人

オーストラリアンミストは甘えん坊な性格に加え、しっかりとした筋肉質な身体を持っており活発な一面もあります。

ひとりで遊ばせるだけでなく、飼い主さんが猫じゃらしなどのおもちゃを使ってコミュニケーションをとってあげると喜んでくれるでしょう。

愛猫とたくさん触れ合って一緒に遊びたい人に、オーストラリアミストはぴったりだといえます。

定期的に被毛や皮膚のケアができる人

オーストラリアンミストは短毛種のため、被毛のお手入れにはそれほど手間はかかりません。

しかし、我慢強い性格ゆえにストレスを抱えやすい傾向があり、その影響が皮膚や被毛に現れることがあります。

定期的にブラッシングをして美しい被毛を保ち、皮膚が荒れていないかなどもチェックしてあげられる人に向いている猫種だといえるでしょう。

なによりもストレスを溜めないよう、普段から気にかけてあげてくださいね。

オーストラリアンミストの飼い方

オーストラリアンミストと一緒に暮らすには、どのようなことに気をつけたらよいのでしょうか。

猫全般に共通することもありますが、オーストラリアンミストの性格や体質ならでは注意点なども存在します。

ここでは、オーストラリアンミストと暮らす際に押さえておきたいポイントをご紹介します。

室内で運動できる環境を整える

基本的に大人しく穏やかなオーストラリアンミストですが、健康のためにも適度な運動は必要です。

がっちりと筋肉質な身体を持つオーストラリアンミストは、活発に動く一面も持っています。

運動不足になったりストレスを溜めたりしないよう、室内でも運動ができる環境を整えてあげましょう。

キャットタワーや家具の組み合わせを利用して上下運動をできるようにしたり、飼い主さんが一緒に遊んであげたりするのがおすすめですよ。

子供がいる家庭は、猫が嫌がる行為を伝えておく

小さいお子さんがいる家庭では、猫が嫌がることを事前に伝えておくのがおすすめ。

猫は前足や尻尾・お腹などを触られることを嫌がる子が多いです。大きな音や水を嫌う子も。

まだ物心のつかない子どもは、猫に興味を示してあちこち触ろうとしたり、大きな音を出して気を引こうとすることもあるかもしれません。

オーストラリアンミストは怒ったり攻撃したりすることは少ないですが、嫌なことをされても我慢してストレスを抱えてしまう可能性があります。

お子さんには「猫ちゃんはこういうことが嫌いなんだよ」と、しっかり教えてあげましょう。

毎日コミュニケーションをとる時間を確保する

オーストラリアンミストは、人が大好きで甘えん坊。ひとりで遊ぶよりも、飼い主さんと一緒にいることを好みます。

毎日一緒に遊んだり話しかけたりして、たっぷりコミュニケーションを取ってあげましょう。

膝に乗って甘えてくる様子は、とても可愛いですよ。

猫なので構ってほしくないときも当然ありますが、同じ空間にいるだけでも安心してくれますよ。

長時間のお留守番は避ける

人が大好きなオーストラリアンミストにとって、ひとりで過ごすことはストレスとなる可能性があります。

長時間のお留守番は避け、なるべく家族間では交代で出かけるなど、誰かが家に居てあげることをおすすめします。

共働きや一人暮らしの人など毎日のように長時間家を空ける人には、オーストラリアンミストとの暮らしは難しいかもしれません。

定期的にブラッシングを行う

オーストラリアンミストは短毛種ですが、定期的なブラッシングは必要。

ツヤのある美しい毛並みを保つためにも、こまめにブラッシングをしてあげましょう。

オーストラリアンミストはストレスによる皮膚炎を起こしやすい猫種のため、ブラッシングを通して皮膚・被毛の状態をよく確認してくださいね。

なにか変わった様子があれば、早めに動物病院へ相談しましょう。

基本的なしつけは子猫のうちから行う

猫に対しては犬のようにトレーニングできるものではないものの、ダメなことはダメだと教える必要があります。

それと同時に大事なのが、「愛猫に覚えてもらう」ことではなく、事前の対策が必要だということ。

中でも以下のポイントについては、一緒に暮らしていく上でも非常に重要です。

猫は犬に比べると、トイレを覚えるのが早い傾向があります。

しかし、猫はきれい好きな動物であるため、トイレが汚れていたり気に入らなかったりすると粗相を繰り返すことも。

猫の性質上、犬のようなしつけは行えないためイタズラを止めさせるのではなく、そもそもイタズラができないような環境作りが重要となります。

猫は高いところに登りたがるため、落とされたり壊されたりする可能性のあるものは、引き出しの中などに片付けましょう。

フードは年齢と目的に応じたものを選ぶ

普段の食事は、水とフードのみで必要な栄養がすべて摂取できる、総合栄養食との記載があるものが推奨されています。

しつけのご褒美やコミュニケーションの道具として、おやつや一般食も上手く取り入れていきましょう。

食事療法食は特定の疾患がある子に対して、獣医師の指示のもと与えるフードです。

自己判断で与えると、かえって愛猫の健康を損ねる可能性があるので注意してくださいね。

ライフステージによって必要な栄養素やエネルギーは変わっていくので、子猫には子猫向けのものを、成猫には成猫向けのものを選んでいきましょう。

肥満に注意して体重管理を徹底する

肥満は、あらゆる病気の原因となります。特にオーストラリアンミストはインドア派の大人しい性格なため、運動不足にならないよう注意しましょう。

適度な運動は肥満防止だけでなく、ストレス発散にも繋がります。

家の中でもしっかり身体を動かせる環境を整え、おもちゃを使ったりしながら一緒に遊んであげてくださいね。

ブラッシングの際には身体に触れて、脂肪が付きすぎていないか確認してみましょう。

オーストラリアンミストにおすすめのキャットフード3選

オーストラリアンミストにおすすめのキャットフードをご紹介します。

しっかりとした身体つきのオーストラリアンミストには、良質かつ豊富な動物性タンパク質が欠かせません。

健康的な身体づくりをサポートする、栄養豊富なフードを集めました。

ニュートロナチュラル チョイス 室内猫用 キトン チキン

チキン生肉・乾燥チキンなどを豊富に含んだキャットフード。

高品質な動物性タンパク質が、健康的な身体づくりをサポートします。

酸化防止剤・着色料・化学合成物は不使用で、安心・安全です。

対象年齢	生後12ヶ月まで
内容量	2kg
原産国	アメリカ
主原料	チキン（肉）、チキンミール
その他原材料	エンドウタンパク、鶏脂、粗挽き米、玄米、ポテトタンパク、オートミール、サーモンミール、タンパク加水分解物、アルファルファミール、大豆油、フィッシュオイル
注意したい原材料	なし
安全性の高い添加物	ビートパルプ、ユッカ抽出物、ビタミン類（A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸）、ミネラル類（カリウム、クロライド、セレン、ナトリウム、マンガン、ヨウ素、亜鉛、鉄、銅）、アミノ酸類（タウリン、メチオニン）、酸化防止剤（ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物）、緑茶抽出物、スペアミント抽出物
注意したい添加物	なし
100gあたりのカロリー	390kcal
1日あたりの価格（体重5kgの場合）	116円/50g
定期販売	2kg:4,638円（税込）
フード目的	総合栄養食
フードの種類	ドライ

アカナ（ACANA）ワイルドプレイリーキャット

完全肉食動物である猫のために、動物性タンパク質を豊富に含んだキャットフード。

チキンに七面鳥・淡水魚・平飼い卵など良質な動物性原材料をたっぷり使用しています。

必須タンパク質・ビタミン・ミネラルを豊富かつ自然に摂取できますよ。

対象年齢	全年齢
内容量	1.8kg
原産国	カナダ
主原料	新鮮鶏肉（9%）、新鮮七面鳥肉（9%）、新鮮鶏レバー（9%）、ディハイドレート鶏肉（8.5%）、ディハイドレート七面鳥肉（8%）
その他原材料	ディハイドレートニシン、丸ごとピント豆、丸ごとエンドウ豆、鶏脂肪、丸ごと赤レンズ豆、丸ごとヒヨコ豆、丸ごと緑レンズ豆、巣に産み落とされた新鮮卵、生の天然白身魚、生の天然ニジマス、新鮮七面鳥内臓（レバー、心臓）、レンズ豆繊維、ポロック油、新鮮鶏心臓、鶏軟骨、フリーズドライレバー（鶏、七面鳥）、乾燥ケルプ、新鮮丸ごとカボチャ、新鮮丸ごとバターナッツスクワッシュ、新鮮ケール、新鮮ホウレン草、新鮮カブラ菜、新鮮ニンジン、新鮮リンゴ、新鮮洋梨、新鮮丸ごとクランベリー、新鮮丸ごとブルーベリー、チコリ―ルート、ターメリックルート、オオアザミ、ゴボウ、ラベンダー、マシュマロルート、ローズヒップ
注意したい原材料	なし
安全性の高い添加物	天然成分から抽出したトコフェロール、塩化コリン、タウリン、亜鉛、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB5、ビタミンB6、葉酸、ビオチン、ビタミンB12、ビタミンE、銅、DL-メチオニン
注意したい添加物	なし
100gあたりのカロリー	410kcal
1日あたりの価格（体重5kgの場合）	358円/75g
定期販売	Amazon定期便あり
フード目的	総合栄養食
フードの種類	ドライ

グランツキャットフード 無添加 グレインフリー 全年齢用 チキン&サーモン味

チキンとサーモンをバランスよく配合し、食いつき抜群。

消化器官に負担がかからないよう、穀物を一切使用していません。

人工着色料・保存料・香料も使用しておらず、安心して与えることができます。

10日前後で食べ切れる500gの小分けタイプなので、参加を抑制できるのも嬉しいポイントです。

対象年齢	全年齢
内容量	500g
原産国	フランス
主原料	脱水チキン、フレッシュチキン、脱水サーモン
その他原材料	チキンファット、チキンプロテイン、サーモンオイル、さつまいも、じゃがいも、エンドウ豆、チコリ、マンナンオリゴ糖、ビール酵母、ユッカエキス、クランベリー、ブロッコリー、ブルーベリー
注意したい原材料	なし
安全性の高い添加物	グルコサミン、コンドロイチン（サーモン由来）、ビタミン類（A、D3、E）、アミノ酸類（タウリン、L-カルニチン）、ミネラル類（銅、ヨウ素、鉄、マンガン、セレン、亜鉛）
注意したい添加物	なし
100gあたりのカロリー	361kcal
1日あたりの価格（体重5kgの場合）	296円/74g
定期販売	1.5kg:4,455円（継続回数ごとに割引率アップ）
フード目的	総合栄養食
フードの種類	ドライ

オーストラリアンミストにおすすめのアイテム・グッズ

オーストラリアンミストとの暮らしにあると便利なグッズを紹介します。

より快適な暮らしを送るのに役立つアイテムなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

BYBO高級猪毛ブラシ

短毛種に適しているブラシのひとつが獣毛ブラシです。中でもこれは、高級猪毛でできた獣毛ブラシ。

オーストラリアンミストは短毛種のため毛が絡まる心配はありませんが、ツヤのある美しい被毛を保つためには日々のブラッシングが欠かせません。

ブラシの先端が皮膚に触れることで、マッサージ効果にも期待できます。

本体サイズ	22×6cm
本体重量	80g
種類	獣毛ブラシ
毛・ピンの長さ	-
毛先のやわらかさ	やわらかめ
対象年齢	全年齢
素材	猪毛、天然木
適合種	短毛の犬・猫、長毛の犬・猫

キャットダンサー猫じゃらし キャットチャーマー

飼い主さんや家族と一緒にいるのが大好きなオーストラリアンミストは、ひとりで遊ばせるだけでなく一緒に遊んでコミュニケーションをとるのがおすすめ。

遊びの道具として、猫じゃらしがあるととても便利です。

折れにくいスティックと伸縮するリボンでできており、耐久性に優れています。

本体サイズ	43cm
本体重量	23g
原産国	アメリカ
対象年齢	全年齢
素材	ポリエステル、ポリカーボネイト、ゴム
適合種	各種猫
種類	2種類

猫壱バリバリベッドL 猫柄

猫工学に基づいて設計された爪とぎ兼猫用ベッド。猫の柔らかい体にフィットし、寝そべったり爪を研いだり自由に使えます。

不純物を含まない高品質なダンボール製で、嫌なニオイがしにくいのも嬉しいポイントです。

ベッドでありながら爪とぎでもあるので、ストレス発散にも寝床にもなって一石二鳥です。

本体サイズ	幅55cm×奥行28cm×高さ9cm
推奨最高体重	-
形の種類	爪とぎ型
素材	ダンボール
適合種	全猫種
洗濯	×
抗菌防臭加工	×
推奨季節	オールシーズン
滑り止め	×

オーストラリアンミストの価格

オーストラリアンミストをお迎えする際の相場価格は、28万円～38万円前後といわれています。

しかしこれは生体のみの価格であり、オーストラリアから輸入するとなると、検疫・輸送費などがプラスされてさらに高額に。

以前までは、オーストラリアンミストをお迎えするには原産国のオーストラリアでブリーダーを探して交渉するしかありませんでした。

しかし、現在はわずかではありますが、日本国内にもブリーダーが存在します。

ペットショップや里親制度で出会える可能性はほぼなく、ブリーダーも希少なため、現時点ではお迎えは非常に難しい猫種だといえるでしょう。

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