犬の病気・健康

犬の涙やけは放置NG!原因や考えられる病気、予防法を解説

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2022年、麻布大学獣医学部の研究チームが自治医科大学と慶應義塾大学との共同研究の結果、犬も感情が高まると涙を流すと発表。話題を呼びました。

愛犬たちが飼い主さんと長時間離れていた後に再会すると、多くの子の涙の分泌量が増加したそうです。

飼い主さんにとっては感動的なレポートですが、愛犬が涙を流し続けると、その後、涙やけしてしまうことがあります。

なぜ、涙やけするの?涙やけって、病気と関係ある?涙やけしやすい犬種は?涙やけにどう対処したらいい?…飼い主さんの疑問にnademoがお答えします。

この記事の結論

  • 涙やけとは、愛犬の眼から溢れ出た涙が被毛に付着し、毛が変色すること
  • 愛犬の涙の量が増えたり、涙の通り道が詰まったりすることが原因で起こる
  • 涙やけ自体は病気ではないが、病気が原因であったり、病気を併発することもある
  • こまめに涙を拭いたリ、食事や水分補給に気をつけたり、ストレスを軽減することで予防できることもある

nademo編集部

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犬の「涙やけ」とは眼の周囲が赤褐色に変化した状態のこと

涙やけとは、愛犬の眼から溢れ出た涙が眼の周囲の被毛に付着し、その毛が赤褐色に変色した状態のことです。

特に被毛の色が白っぽい愛犬だと目立つので、飼い主さんも気づきやすいでしょう。

涙を拭き取らないまま放置すると流涙症(りゅうるいしょう)と呼ばれる涙やけを起こし、雑菌が繁殖して眼にかゆみや痛みが出ることもあります。

犬が涙やけになる仕組み

涙には通り道があり、上まぶたにある主涙腺から涙が分泌されて瞳の表面をうるおすと、まばたきすることで涙は眼頭に集まります。

そして、眼頭にある涙管から涙が排出され、鼻にある鼻涙管(びるいかん)から鼻腔や喉へ流れ出ていきます。

ところが、涙が過剰に分泌されたり、この涙の通り道に何らかの異常があったりすると、涙が眼から溢れてしまいます。

溢れた涙を拭き取らず被毛に付いたままにしておくと、涙の酸化で毛が茶色っぽく変色してしまうのです。

犬の涙やけの原因

麻布大学の研究結果のように、愛犬が飼い主さんとの再会を喜んで涙を溢れさせたなら良いですが、そうでない場合はちょっと心配になります。

というのも、愛犬の眼や涙の通り道に何らかの異変が起きていると考えられるからです。

最悪の場合、愛犬の視力や体調に支障をきたすこともありますので、涙やけは単なる涙の足跡と考えず、かかりつけの獣医師に相談しましょう。

涙の通り道に異常がある

涙の通り道である鼻涙管(びるいかん)にトラブルがあって詰まってしまうと、涙が眼から溢れ、涙やけの原因になります。

鼻涙管の詰まりは鼻涙管閉塞と呼ばれ、最も多い涙やけの原因とされています。

先天的に鼻涙管が細かったり、上まぶたと下まぶたにあるはずの涙点(るいてん)がなかったり、後天的な結膜炎や外傷、腫瘍などによると考えられます。

目にゴミやホコリが入る

犬も私たち人間と同じように眼にゴミやホコリなどの異物が入ると、まばたきを繰り返すことで涙が出てきます。

異物が涙で眼の外に流されれば良いのですが、眼の際に残ってしまうことも。こういう場合は水かペット用の目薬で洗い流してあげましょう。

眼の中に残った異物を綿棒などで取り除くのはNG。眼球や瞬膜(しゅんまく)などを傷つけたら取り返しがつきません。すぐ動物病院へ。

瞬膜とは第三眼瞼(だいさんがんけん)とも言い、犬の眼頭にある白い膜のこと。眼の保護や涙を角膜に行き渡らせる役割があり、人間には存在しません。

花粉や食物などのアレルギー

花粉、ハウスダスト、ノミ、アレルゲンのある食物に対してアレルギー反応を起こすことで、眼にかゆみや炎症が生じ、涙が出ることもあります。

眼をかゆがってこするなどの動作を繰り返すときは、動物病院でアレルゲン検査をしてもらいましょう。

眼をかくことで結膜炎や角膜潰瘍(かくまくかいよう)を起こし、涙が増えて涙やけしやすくなり、この場合は治療が必要です。

逆さまつげ

意外なことに犬の流涙症(りゅうるいしょう)の原因として、よく見られるのが逆さまつげです。

逆さまつげとは、本来なら眼の外側に向かって生えるべきまつげが眼球に向かって生えているため、角膜を刺激する状態のことです。

この場合も、動物病院での治療が必要となります。

まつげを定期的に抜く、二重まつげなどは手術で毛根を切除するといった外科的治療が行われます。

水分不足

涙やけは涙の量が増えることも一因であるため、愛犬に与える水分を減らそうと考える飼い主さんがいますが、それは間違い。

体内の老廃物は尿と一緒に体外へ排出されるため、水分不足になると老廃物が排出されにくくなり、代謝が低下してしまいます。

その結果、鼻涙管(びるいかん)にも老廃物が溜まりやすくなり、むしろ涙やけが悪化してしまいます。

涙やけを防止するなら、愛犬に十分な水分補給をしてあげましょう。1日に必要な飲水量は、 体重1kgあたり50ml~60mlが目安です。

眼の周りの筋肉が発達していない、低下した

子犬の場合は涙の分泌量や通り道に異常がなくても、まだ眼の周りの筋肉が十分に発達していないため涙を保持できず、溢れ出してしまうことがあります。

逆に、シニア犬の場合も目の周囲の筋肉が衰えているため、涙が保持できずに流れ落ちてしまうということもあります。

運動不足やストレス

運動不足も涙やけの原因になることがあります。

体を十分に動かしていない愛犬は新陳代謝が低下し、老廃物が溜まって鼻涙管が詰まりやすいためです。

また、涙やけは愛犬のストレスサインとも言えます。ストレスホルモンの分泌は、体全体の代謝に影響を与えて滞らせるからです。

中には興奮すると涙を流す子もいますので、転居や多頭飼いなどのストレスが涙やけを引き起こしている場合もあります。

散歩や遊びの欲求が満たされていないと、運動不足にもストレスにもなりますので注意しましょう。

病気

涙やけは流涙症(りゅうるいしょう)という症状名が付いていますが、それ自体が病気ではありません。

ただし、病気が原因で涙やけを起こしている場合もありますので、なかなか改善しない場合は動物病院で診てもらいましょう。

涙の分泌量が多いケース

眼瞼内反症(がんけんないはんしょう)逆さまつげの一種
角膜潰瘍(かくまくかいよう)角膜が傷ついている状態
ブドウ膜炎ウイルス・細菌・真菌に感染して眼に炎症が起きている状態
緑内障(りょくないしょう)眼の中の水(眼房水)のバランスが崩れて眼圧)が上昇し眼の痛みや視覚障害を引き起こしている状態

涙の通り道にトラブルがあるケース

涙嚢炎(るいのうえん)目頭の涙点~涙小管の涙の道筋に炎症が起きている状態
鼻涙管閉塞(びるいかんへいそく)先天的な形状の問題や後天的な炎症などによって鼻涙管が塞がる疾患
涙点閉鎖症(るいてんへいさしょう)先天的に涙点が閉鎖している状態
小涙点症(しょうるいてんしょう)先天的に涙点が狭い状態

生まれつき涙やけになりやすい犬種

生まれつきの顔かたち、体型、体質のため、涙やけになりやすい犬種がいます。

短頭種のシーズー、パグ、フレンチブルドッグなどは、先天的に鼻涙管が塞がっていたり、狭かったりすることから涙やけしやすい傾向があります。

チワワ、トイ・プードル、ポメラニアンなどの小型犬も、鼻涙管が細いため涙の通り道が詰まりやすいと言われています。

アレルギー疾患を起こしやすい柴犬ミニチュア・ダックスフンド、アメリカン・コッカー・スパニエルなども、眼の炎症から涙量が増えるので要注意です。

涙を流した跡をそのまま放置すると涙やけしやすいので、こまめに涙を拭くなど気をつけてあげましょう。

犬の涙やけから考えられる病気

拭いても拭いても愛犬の涙が溢れ、目頭だけでなく目の下全体の毛色が茶色っぽくなってしまった。

…涙やけがひどい場合は、もしかしたら病気や愛犬の体調不良が原因かもしれません。

以下のような疾病が考えられますので、迷わず動物病院へ連れて行って獣医さんに診てもらいましょう。

鼻涙管閉塞(びるいかんへいそく)

犬の涙やけの原因として最も多いと言われているのが、鼻涙管閉塞です。

生まれながらに鼻涙管に異常がある先天的なケースと、炎症などにより鼻涙管が詰まってしまう後天的なケースがあります。

ケースにより治療法は異なりますが、まずは鼻涙管に詰まっている老廃物を除去する治療が行われます。

生理食塩水などを流すためカテーテルを挿入して治療することが多く、全身麻酔を必要とする場合もあるので獣医師とよく相談しましょう。

点眼薬や経口薬を併用したり、角膜に異常がない場合はまぶたの保温やマッサージを行う場合もあります。

眼瞼内反症(がんけんないはんしょう)

まぶたが内側に反り返ってしまう症状です。そのため、逆さまつげとなり、まぶたの毛が眼球を刺激して流涙症を起こします。

先天的に起こることが多く、根本的に治療する場合は眼の周りの皮膚を切開して縫い縮めるといった外科手術が必要です。

軽度の場合や手術が難しい場合には、まつげを抜く処置を定期的に行い、眼球への刺激を弱める点眼薬などを併用することもあります。

緑内障(りょくないしょう)

健康な眼球は、角膜と水晶体の間で房水という透明な液体が常に循環していて、眼圧が一定に保たれています。

ところが、何らかの原因で房水が正常に循環・排出されず眼圧が高くなり、眼球の不快感や痛みのため涙が増えて涙やけを起こす場合があります。

人間も緑内障になりますが、犬の緑内障は人間より急激に進行し、 最悪の場合、48 時間以内に失明する可能性もある緊急性の高い疾患です。

治療は点眼薬投与がメインとなりますが、点眼治療の負担がある場合や眼圧維持の限界がある場合には外科手術が行われます。

角膜潰瘍(かくまくかいよう)

毛やまつげ、トゲ、種子、小枝などのゴミ、またシャンプー剤などの化学物質が眼に入って角膜を傷め、細菌やウイルス、真菌に感染することで起こります。

シー・ズー、フレンチ・ブルドック、パグ、チワワなどの眼が大きく鼻が短い犬種は先天的になりやすいとされています。

角膜潰瘍になると角膜が白く濁り、痛みから涙量が増えて涙やけも生じやすくなります。

傷が眼球の深部に及ぶと角膜に穴が開いて眼球破裂を起こし、最悪の場合、失明してしまうことも。

軽度なら点眼薬を投与し、エリザベスカラーで犬が眼を掻かないよう防御します。 重度になると外科手術を要し、眼球摘出が必要になることもあります。

アトピー性皮膚炎(あとぴーせいひふえん)

飼い主さんの中にも、ご自身やお子さんが花粉症やアトピー性皮膚炎で大変な思いをしたご経験のある方はいらっしゃることでしょう。

愛犬たちも、花粉や種子、ダニ、昆虫の死骸、カビなどがアレルゲンとなって皮膚炎を発症し、眼の周辺にかゆみなどの症状が出ると涙やけを起こします。

人間のアトピー性皮膚炎もそうですが、犬の場合もなかなかに完治が難しく、さまざまな治療方法を組み合わせるため治療に時間がかかります。

かゆみを抑えることを主体に、食事療法、シャンプー療法、抗炎症薬・免疫抑制剤・抗菌薬投与、減感作療法など反応の良い方法を選び、経過観察します。

犬の涙やけとあわせて注意したい症状

老廃物が新陳代謝によって排出される眼やには少量なら心配ありませんが、大量だったり粘着質で濃い色だったりは結膜炎や角膜炎の可能性があります。

涙やけは眼の周りの毛が汚れて変色するだけでなく、そのまま放置すると雑菌が繁殖し、皮膚の炎症や眼の感染症などの合併症の原因となります。

以下の症状がある場合は結膜炎や角膜炎が疑われますので、すぐ動物病院へ連れて行きましょう。

  • 黄色や緑色の目やにがある
  • 目が充血している
  • 目の周りの皮膚が赤い など

特に角膜が損傷する角膜潰瘍、眼の炎症によるブドウ膜炎(眼の虹彩・毛様体・脈絡膜に発症)や緑内障は、失明に至ることもあるので緊急を要します。

犬の涙やけの予防方法

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先天性の原因が愛犬の涙を溢れさせている場合は、その原因に飼い主さんご自身で対策を打つのはまず不可能と言えるでしょう。

けれど、涙やけができるのは、愛犬の目から溢れた涙が眼の周りに付着して被毛を変色させる現象ですから、涙やけそのものは予防できます。

日頃から以下のことを心がけて、愛犬に涙やけができないよう心がけてあげましょう。

涙をこまめに拭き取る

飼い主さんが愛犬の涙を止めることはできませんが、愛犬が流した涙を拭き取ってあげることはできます。

愛犬が涙を流したら、その都度、コットンやガーゼでこまめにやさしく拭き取ってあげましょう。

放置すると雑菌が繁殖して感染症の原因になるので、なるべくすぐが原則ですが、万が一、毛にからまって固まったら濡らしたコットンなどで拭きます。

しかし、水を使い被毛が湿ったままだと、雑菌が増えてしまうこともあるため、ペット用アイクリーナーなどの被毛を保護する成分が含まれている洗浄液や涙やけのためのペット用ウェットティッシュなどを使用するのがおすすめです。

くれぐれも愛犬の眼を傷つけないよう気をつけて。

眼の周りの毛を短くカットする

ヨークシャー・テリア、マルチーズ、シー・ズー、シュナウザーなど、顔周りの毛が長くなる犬種は放っておくと眼が隠れるくらい伸びてしまいます。

長毛の犬種に涙やけができると大変!長い毛にからんで、後からはなかなか取り除けなくなります。

涙をよく流す子は、眼の周りの毛を常に短くトリミングしておきましょう。

眼の周りを優しくマッサージする

愛犬にピトッと鼻を押し付けられて、鼻の先が濡れてしっとりしているなと感じたら、涙の通り道である鼻涙管がちゃんと通っている証拠。

鼻が乾いているなと感じたら鼻涙管が詰まって滞り、涙やけしやすい状態なのでマッサージしてあげましょう。

マッサージの方法

  1. まずは親指の腹を使い鼻涙管に沿ってマッサージします。
    目頭のあたりから鼻先に向かって、鼻の両脇をやさしく撫で下ろします。
  2. 次に眼の上を骨に沿ってやさしく撫でる。
  3. 目の下も骨に沿ってやさしく撫でる。

犬にイタキモチイイはありませんから、親指の腹を使って力を入れず撫でるようにやさしく行うこと。

眼球を潰さないよう注意しながら行いましょう。

ドッグフードを見直す

愛犬にとってアレルゲンとなる原材料が含まれているドッグフードを与え続けていると、アレルギーから涙やけしやすくなってしまう場合もあります。

吐き戻しの頻度が高かったり、手足を舐めたり体を痒がったりと、涙やけ以外の症状が見られる場合には、食物アレルギーの可能性が大。

生後6ヶ月を過ぎたら動物病院でアレルギー検査を受けましょう。

アレルゲンは血液検査によって特定できますので、愛犬にとってアレルゲンとなる食材が含まれないドッグフードを選ぶことができます。

アレルゲンは個体によって異なり、年齢や環境によって変化しますが、一般的にアレルギーを引き起こしやすいといわれている食材がこちら。

  • 小麦
  • 大豆
  • とうもろこし
  • 牛肉
  • 鶏肉
  • 豚肉
  • 羊肉
  • 鶏の卵
  • 乳製品

また、アレルギーのほか、タンパク質や脂質の量が原因で涙やけを起こすこともあります。

消化しやすいタンパク質は個体差があるため、お肉や魚など、愛犬に合ったタンパク質のドッグフードを選び、運動量が少ない子の場合はタンパク質の過剰摂取にも気を付けましょう。

水分補給がしやすい工夫をする

涙を減らすには水分を減らすほうがいいと考えがちですが、むしろ逆。水分が不足すると代謝が低下し、鼻涙管に老廃物が溜まって詰まりやすくなります。

ドライフードを与えている愛犬には、ぬるま湯でふやかす、スープをかける、一部をウェットフードに切り替えるなど、食事から水分補給できる工夫を。

また、室内などに数ヶ所給水器を設置し、水飲み器の高さを愛犬が立ったまま飲みやすい肩の位置に調整するのも効果的です。

室内環境を改善する

室内で暮らす愛犬の場合、ハウスダストやイエダニによるアレルギーが原因で涙やけすることもあります。

掃除や空気の入れ替えはこまめに行いましょう。花粉をシャットアウトするカーテンなどを活用するのも良いかもしれません。

お散歩から帰ったら、家に入る前にブラッシングやウェットタオルで体を拭くなどして、花粉やホコリ、ダニ、ノミなどを持ち込まないようにしましょう。

愛犬だけでなく、飼い主さんやご家族の帰宅時にも、玄関前でアウターに付いた花粉やホコリなどを払い落とすのを忘れずに。

愛犬の不安やストレスを取り除く

鼻涙管に老廃物が溜まやすくなる新陳代謝の低下は、運動不足やストレスによっても引き起こされます。

お散歩に行けない日は、飼い主さんとかくれんぼしたり、縄の引っ張りっこをしたりと、運動不足にならないよう室内遊びを工夫しましょう。

お留守番、健康診断やワクチン接種のための通院など、愛犬が不安やストレスを感じた後は思いきり褒めて緊張感を解きほぐしてあげましょう。

鼻や眼の周りのマッサージを行うのもいいかもしれません。飼い主さんとの親密なコミュニケーションになり、リラックス効果もあります。

犬の涙やけを発見したら放置せずに動物病院へ

涙をこまめに拭き取って、アレルゲンの含まれないフードを選び、愛犬の体も室内も清潔に保ち、ストレスがかからないようにして…。

それでも愛犬に涙やけができてしまった場合は、迷わずすぐ動物病院へ!たかが眼の周りの毛が涙で汚れただけと侮ってはいけません。

涙やけを放置すると、失明の原因になる合併症を発症してしまう恐れもあるからです。

もちろん、飼い主さんの愛情を込めたお世話で改善する場合もありますし、目薬や飲み薬による早期治療で大事に至らない場合もあります。

愛犬が飼い主さんを見つめる瞳ほど可愛いものはありません。その澄んだまなざしを大切に守るため、眼の周りの健康にも気遣ってあげましょう。

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