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【第5回】東京へ転居~「海を見ていた午後」に別れを告げて

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【第5回】東京へ転居~「海を見ていた午後」に別れを告げて

伊豆・修善寺で保護された愛猫コウと暮らす熱海のマンションは、ベランダ側の窓から陽光がいっぱいに差し込み、海が望めました。

コウも、春は窓辺の下の満開の桜、夏は波間に浮かぶヨットやカモメ、秋は海面に映る月、冬は水平線から昇る朝日を眺めながら過ごしていました。

そんなコウの楽しみを奪うのは非常に心苦しかったのですが、仕事のため、私は東京へ戻る決心をしました。

担当執筆者

楠 涼

楠 涼

編集部

3歳の頃、TVアニメで黄色い魔法のカバンを持った幸せの猫・FELIX君に出逢い、恋心を抱く。
現在、“在宅部長”こと2代目保護猫(去勢♂)と暮らしながら、nademoの記事を書かせていただいています。

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愛猫との生活費をどうする?

伊豆地方の旅行ムックの取材で1泊2日の留守中、預け先のお宅でコウが飲まず食わずの籠城事件を起こし、私は泊りがけの仕事を諦めることにしました。

東京の広告制作会社からもお仕事は頂戴していたのですが、残念ながら、あの頃はまだ私の周りは在宅ワークやオンライン会議に理解がありませんでした。

クライアントに呼ばれたらすぐ飛んで行かないと許してくれず、それができないならクビとまで言われました。

女手ひとつでコウと生きるため、どう生活費を稼ぐか。接客業の街・熱海で慣れない未経験業務にチャレンジしながら暮らすか、それとも東京へ戻るか…。

私は決断に迫られました。

東京の仮住まいへ愛猫と初の転居

合わない仕事というのは、雇うほうも雇われるほうも苦労し、お互いに疲弊するだけです。

結局、私は東京へ戻る決心をし、仕事が安定するまで実家の近くにアパートを借りることにしました。

何より不安だったのは、コウにとって引っ越しがストレスにならないかということでした。昔から猫は家につくと言われるので。

けれど、有難いことに甘ったれのコウは、私の姿がいつでもどこでも見えるワンルームがむしろ気に入ったようです。

昼間は日当たりの良い出窓でウトウトしたり、夜は私の布団に潜り込んだりして、けっこう楽しそうに過ごしていました。

愛猫のために用意&持って行ったもの

仮住まいはけっして広くはないワンルームでしたので、コウが運動不足にならないようにと、引っ越してすぐキャットタワーを購入しました。

キャットタワーはコウの最もお気に入りの場所となり、朝目覚めると必ずてっぺんから私を見張っていました。

また、引っ越し先にすぐ慣れるようにと、下記のようなコウ自身のニオイがついたものを持って行き、部屋の四隅に置くようにしました。

  • 使い慣れたキャリーバッグ
  • 使い慣れた食器
  • 使い慣れたトイレ(今まで使っていたトイレ砂ひとつかみ分を持って行って新しい猫砂に混ぜる)
  • 愛用の毛布やタオル
  • お気に入りのぬいぐるみ

ずっとのおうちへ再度お引っ越し

半年ほどしてようやく私の収入も安定してきたので、仮住まいのアパートから電車移動で40分ぐらいの場所にあるマンションへ引っ越すことにしました。

恐らくコウと私の終の棲家になる住まいです。引っ越しは慌ただしいものでしたが、手頃なペット可のマンションが見つかったのはラッキーでした。

また、万が一の災害に備え、前もってハザードマップを調べ、マンションの耐震性にもこだわりました。

ペットとの同行避難を早くから推奨している地域で、周辺に動物病院があるのも決め手となりました。

海は見れなくなっちゃったけど

引っ越しで予算を使い果たしてしまったのもありますが、家具は今まで使っていたものばかりで、新しいものはほとんど購入しませんでした。

でも、それがかえってコウには良かったようです。次の引っ越し先にもすぐなじんでくれました。

私が使う寝具もこれまで使用してきたものでしたので、転居した晩からコウがベッドに上ってきて、隣でぐっすり眠っていました。

窓から見える街の景色に戸惑うかなと心配したのですが、道路を走る車やチカチカするネオンが猫の興味を引くらしく、熱心に眺めています。

夏になると、海の景色がちょっと恋しくなってしまうのは、正直に言えば、飼い主の私のほうです。

この記事の執筆者

執筆者情報

KENTAROU MATSUBAYASHI

楠 涼

編集部

3歳の頃、TVアニメで黄色い魔法のカバンを持った幸せの猫・FELIX君に出逢い、恋心を抱く。
現在、“在宅部長”こと2代目保護猫(去勢♂)と暮らしながら、nademoの記事を書かせていただいています。
また、キャットヘルスケアアドバイザー資格取得にチャレンジ中ですので、皆様の愛猫の健康生活に役立つ情報をお届けしてまいりたいと存じます。


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