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しせいひふえん

舐性皮膚炎

概要

舐性皮膚炎とは、皮膚の同じ箇所を絶えず舐め続けることで起こる、皮膚炎のこと。

症状

症状としては「皮膚の盛り上がり、硬化、脱毛、炎症、出血」などが見られる。

検査・診断

「視診、触診、血液検査、超音波検査、レントゲン検査」から、かゆみや怪我の痛みなど舐めてしまう原因を特定する。

治療法

舐めてしまう原因を特定した上で患部を清潔にして保護し、エリザベスカラーによって患部を舐めないようにする。

患部には抗生剤や消炎剤を使用し、場合によっては皮膚組織を取り除くため、整形外科手術を行うこともある。

この情報の監修者

監修者情報

西岡 優子

西岡 優子

ライター、獣医師

北里大学獣医学科を卒業後、出身の高知県近県である香川県の動物病院にて、小動物の診療に携わる。
結婚を機に、都内の獣医師専門書籍の出版社で編集者として数年勤務し、現在は動物病院で時短で獣医師として働く傍ら、犬・猫・小動物系のライターとして活動している。

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