こかんせつけいせいふぜん
股関節形成不全
概要
股関節形成不全とは、骨格形成期において骨が変形したり関節が緩むことから、股関節が異常形成される病気のこと。大型犬種・超大型犬種に起こりやすい。
症状
股関節がゆるみやすくなり、「腰を振るように歩く(モンローウォーク)、歩行異常、・ふらつき」などが見られるようになる。
検査・診断
「触診、歩様状態の確認、レントゲン検査」などから判断。
治療法
抗炎症剤・鎮痛剤などの投与や、体重管理による関節負担の軽減といった内科療法。
重度の場合や内科治療で効果がみられない場合は、外科治療を行う。
この情報の監修者
監修者情報
ライター、獣医師
北里大学獣医学科を卒業後、出身の高知県近県である香川県の動物病院にて、小動物の診療に携わる。
結婚を機に、都内の獣医師専門書籍の出版社で編集者として数年勤務し、現在は動物病院で時短で獣医師として働く傍ら、犬・猫・小動物系のライターとして活動している。