ふぉんゔぃれぶらんどびょう
フォン・ヴィレブランド病
概要
フォン・ヴィレブランド病とは、血液に含まれるフォン・ヴィレブランド因子の生成される量が少なかったり、機能異常を起こすことで、血が止まりにくくなる遺伝性疾患のこと。
症状
ほとんどが無症状で自発性の出血をするケースは少ないが、子犬のときから「出血が止まりにくかったり、皮下出血して腫れたり」する。
検査・診断
出血による視診を始めとした、血液検査・血液凝固系検査などの結果から判断する。
治療法
完治させる確定的な治療法はなく、過剰出血時には輸血による代用血液の投与を行うことが一般的。
この情報の監修者
監修者情報
ライター、獣医師
北里大学獣医学科を卒業後、出身の高知県近県である香川県の動物病院にて、小動物の診療に携わる。
結婚を機に、都内の獣医師専門書籍の出版社で編集者として数年勤務し、現在は動物病院で時短で獣医師として働く傍ら、犬・猫・小動物系のライターとして活動している。