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せきずいくうどうしょう

脊髄空洞症

概要

脊髄空洞症とは、脊髄内に脳脊髄液が溜まり、空洞が形成されることで、脊髄の機能障害を引き起こし、様々な神経障害が起こる病気のこと。

症状

無症状から重たい症状まで幅広く、一般的には知覚過敏と痛みにより「首を痛がる、触れられるのを嫌がる、頸部や体幹部を掻く(スクラッチング)、音や振動に敏感になる」といったものが見られる。

検査・診断

脊髄空洞症の診断には、MRI検査・CT検査が必要不可欠となっている。

治療法

内科治療では、症状の緩和を目的としてステロイド剤を用いた治療が行われる。

症状が重度で痛みや麻痺などがおさまらない場合には、外科治療が必要となるケースも多い。

この情報の監修者

監修者情報

西岡 優子

西岡 優子

ライター、獣医師

北里大学獣医学科を卒業後、出身の高知県近県である香川県の動物病院にて、小動物の診療に携わる。
結婚を機に、都内の獣医師専門書籍の出版社で編集者として数年勤務し、現在は動物病院で時短で獣医師として働く傍ら、犬・猫・小動物系のライターとして活動している。

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