猫をお迎えすると同時に考えるべき去勢・避妊手術。多くの飼い主さんが手術を行っていると思いますが、必要なものなのでしょうか?
初めて猫の男の子を迎えた飼い主さん、猫の女の子を迎えた飼い主さんにとって、この手術は気になるポイント。
メリットはどういったものなのか、反対にデメリットはあるのか?といったポイントも踏まえて、すべきかどうかを検討していきます。
去勢・避妊手術はその後の健康状態にも関わってくるため、愛猫が辛い思いをしないためにも適切な判断をしていきましょう。
この記事の結論
- 猫の去勢・避妊手術は必ずしも必要ではないが、手術をするメリットは多い
- 去勢・避妊手術をすることで、病気の予防やマーキングの緩和などが期待できる
- 猫の去勢・避妊手術は、一般的には生後4ヶ月~8ヶ月の間に行われることが多い
- 手術にかかる目安費用は、去勢が10,000円~30,000円、避妊が15,000円~40,000円
- 去勢・避妊手術後は、愛猫の体調変化や傷口に触れさせないように注意する
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目次
猫の去勢・避妊手術は必要なのか?
猫が繁殖できるようになる性成熟はとても早いとされており、女の子なら生後4ヶ月。男の子なら生後8ヶ月で繁殖行動が行えるといわれています。
これはあくまで早い場合で、性成熟を迎えるまでには個体差があります。遅い場合には12ヶ月ほどかかることもあります。
性成熟を迎えて発情期が訪れると、女の子の場合には大きな声で鳴いたり、スプレーのようなおしっこでマーキングをします。
男の子の場合には大きな声で鳴き、他の猫に対して攻撃的になるといったこともあります。
猫は基本的に室内飼いなので、他の猫を傷つけてしまったり、ところ構わずおしっこでマーキングされてしまうと、飼い主さんにとっても辛い生活となってしまうでしょう。
また、猫は出産ペースがとても早いため「気付いたときには妊娠していた」なんてことも。こうした行動を抑制し、望まない妊娠・繁殖を防ぐためには去勢・避妊手術が必要です。
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猫の不妊去勢措置の実施率は約83%
環境省の平成23年、インターネット調査によると猫の不妊去勢措置を実施した割合は約83%にものぼっています。
この割合は、昭和54年の調査結果である約10%から大きく伸びているということがわかりますよね。
一定の割合で手術をしていないという家庭もありますが、一般的には手術をしている家庭の方が多いという結果になっています。
猫は出産ペースや匹数がとても多い
猫の繁殖・出産ペースはとても早く、1年の間に2~3回の出産ペースです。
しかも1回あたりで3~6匹を産むとされているため、繁殖するペースが非常に早いのです。
「将来的にもう1匹ぐらいは子猫が欲しいな」と思って手術をしなかったとしても、将来的に産まれてくる可能性のある子猫は想定以上かもしれません。
その結果、飼いきれない人も出てきます。そしてそうした猫たちは、野良猫として生きていくことにもなりかねません。
適切な飼育のためには手術を検討することが望ましい
適切な環境であれば多頭飼いも問題ありません。ですが、予期せぬ出産で多頭飼いを余儀なくされてしまった場合には、飼い主さんの負担も大きいでしょう。
猫同士も狭い空間で生活していくことは本意ではありません。しっかり食べてしっかり遊べる、安心して暮らせる空間が大切です。
適切な飼育を行うためには、望まない出産を避けることが大事になってきます。
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猫の去勢手術のメリット
まずは猫の男の子が行う去勢手術について、手術をすることによるメリットをご紹介します。
特にマーキング行動やきついニオイ、攻撃性の緩和などは大きなポイントです。
望まない繁殖を防げる
去勢手術をしておけば、何よりも望まない繁殖を防ぐことができます。特に、女の子と一緒に多頭飼いしている際には注意が必要。
猫の男の子は女の子が出す鳴き声やフェロモンにつられます。ちょっと近所まで、とお散歩できるような飼い方だと、野良猫との間に子どもを作ってしまうこともあるでしょう。
また、室内飼いであっても魅力的な猫の女の子を探しに出かけてしまうことだってあります。場合によっては交通事故にあう、という可能性も考えなければいけません。
病気や感染症を予防できる
去勢手術は精巣を摘出する手術です。これによってまず、精巣腫瘍を予防することができるようになります。
また交尾による触れ合いがなくなれば、感染症のリスクも低下させることができます。
交尾によって猫免疫不全ウィルス感染症(猫エイズ)や猫白血病ウイルス感染症など、重い病気のリスクに罹る可能性があります。
交尾以外でも罹る可能性のある病気ではありますが、可能性を少しでも低下させられるならその方がいいですよね。
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マーキング行動を抑制できる
男の子でも女の子でも同じですが、発情期には尿スプレーでのマーキング行動を始めてしまいます。
猫は尿スプレーとマーキング行動で縄張りであることをアピールしますが、部屋中でやられると辛いものですよね。
特に去勢していない男の子は、尿のニオイがきついです。去勢手術をすることで防げるようになる、というわけではありませんが弱めることは可能です。
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発情中のストレスや問題行動を減らせる
マーキング行動を始めとし、発情中の猫は問題行動が多くなってきます。
鳴き声が多くなってしまったり、突然脱走しようとしてみたり、性的な欲求を押さえつけられることによるストレスなどもあります。
発情中の猫の女の子に会いに行くことができない、というのもストレスになります。
部屋の中をウロウロしているだけならいいですが、ちょっと目を離したすきに脱走されては困りますよね。
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攻撃性を緩和させられる
ストレスが溜まっていくことで攻撃性が高くなる子もいますので、普段以上に飼い主さんは気をつけなければいけません。
他の猫同士で争ってしまうこともありますので、多頭飼いしている家庭では普段以上に気を配って見ている必要が出てきます。
去勢手術をすることによってこの攻撃性も緩和させられますので、発情中にひっかかれることが多い飼い主さんはぜひ検討しましょう。
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猫の去勢手術のデメリット
去勢手術は必須の手術ではありません。ご家庭ごとに考え方が違いますので、デメリットも確認しておきましょう。
どうしても愛猫の子が欲しい、という飼い主さんはメリットと比較して考えるのがおすすめです。
子孫を残すことができなくなる
去勢手術をするということは、その子の子孫を残すことはできなくなるということです。
望まない繁殖を防ぐことができるのと同時に、手術をしてしまえば当然できなくなります。
「やっぱりこの子の子孫が欲しい」「この子の血を引いた子猫が欲しい」と思ったとき、去勢手術後だと叶うことはありません。
そうした思いが少しでもあるならば、去勢手術をする前に一度考えてみましょう。
肥満になりやすい
去勢手術をするとホルモンバランスが変わり、多くの子が肥満になりやすくなってしまいます。
猫は犬と違って毎日のお散歩が日課にならないため、普段からしっかりと運動する子でなければ、これまで以上に気を付ける必要が出てきます。
肥満対策は必要ですが、食欲は増していきますし、手術前と同量の食事でも肥満になりやすいため注意しましょう。
肥満の結果、糖尿病・尿石症などの下部尿路疾患リスクが高まります。
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全身麻酔によるリスクがある
去勢手術を行う際には、全身麻酔で行うことになります。全身麻酔は犬猫、人間問わずリスクがつきものです。
麻酔に関する医療技術は日々進歩し、非常に安全なものとなっていますが、稀に危険な状態となることもあります。
麻酔から覚めないことや、腎不全などの病気を引き起こすこともあるといわれています。
ただ、これらのリスクは非常に低確率で、なおかつ術前検査で発見できることも多いです。
最善の注意を払って手術は行われますが、こうしたリスクがあることは獣医師からも説明を受けるでしょう。リスクを考えた上で、判断する必要があります。
猫の避妊手術のメリット
続いて猫の女の子に行う避妊手術について、メリット・デメリットを確認していきましょう。
望まない妊娠を防げる
男の子の場合と同様に、女の子の避妊手術についても望まない妊娠を防げる、というのが大きなメリット。
脱走してしまい、帰ってきたと思ったら妊娠していた、ということも少なくない話です。
繁殖力が非常に高いため、1回の交尾であったとしても出産によって3~6匹産まれてくることがあります。
妊娠・出産のペースも非常に早いので、1年で何十匹という数になることだってあるのです。
病気や感染症を予防できる
避妊手術をしておけば、「乳腺腫瘍、感染症、卵巣・子宮の病気」などの確率を低下させることができます。
この中でも乳腺腫瘍は悪性であることが多く、亡くなってしてしまう原因にもなりかねません。
手術をすることで確実に防げるというものではありませんが、できる限りの確率を下げられる方がよいでしょう。
発情中のストレスや問題行動を減らせる
こちらも男の子の場合と同様で、発情期には独特の大きな鳴き声を発することが多いです。
これが近隣住民の間でも騒音問題となってしまったり、これを発端として飼い主さんにとってもストレスになります。
大きな鳴き声に加えて近隣住民とのトラブルまで…となってしまえば、飼い主さんの負担も大きくなってしまいますよね。
猫の避妊手術のデメリット
避妊手術も多くの飼い主さんが選択していますが、デメリットも理解した上で判断しましょう。
基本的には猫の男の子に行う去勢手術のデメリットと同じです。
妊娠・出産することができなくなる
猫の避妊手術は、生殖機能を取り除いてしまう手術です。そのため、こちらも去勢手術と同様に妊娠・出産することができなくなります。
望まない妊娠・出産を避けるための手術ではありますが、中には「やっぱり子猫が欲しい」と思う飼い主さんもいるでしょう。
この点については男女かかわらず、手術を行う前にご家族で判断しなければなりません。
肥満になりやすい
避妊手術後は、いつも以上に運動量が減る上に、食欲も増加してしまうため肥満になりやすいです。
生殖機能を取り除いてしまうため、この生殖機能を維持するエネルギーが不要となり、消費エネルギーも下がります。
このように、避妊手術後の肥満リスクはとても高くなっているため、食事量の調整は必要不可欠。
獣医師さんと相談しながら調整していくのがおすすめですが、食事量を減らすなど調整する必要が出てくるでしょう。
全身麻酔によるリスクがある
避妊手術についても全身麻酔で行うことになりますので、全身麻酔によるリスクがあります。
猫の男の子に行う去勢手術同様に、麻酔によるリスクはつきものなので、獣医師の説明をしっかり聞いておきましょう。
その説明に納得した上で、避妊手術を受けるようにしましょう。
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猫の去勢・避妊手術はいつすべきか
性成熟の始まりは、女の子なら生後4ヶ月、男の子なら生後8ヶ月ほどといわれています。
そのため一般的には、この4ヶ月~8ヶ月の間に行われることが多いです。ひとつの目安が6ヶ月前後、ということになりますね。
手術が早すぎると傷跡を小さくできるというメリットもある一方、まだ体が成熟しきっていないため全身麻酔によるリスクが高くなります。
手術をすべきタイミングは個体差がありますし、動物病院ごとに考え方も異なります。まずは一度、かかりつけの獣医師さんに相談するのがよいでしょう。
ただ、あまりにのんびり考えていると、適齢期を過ぎてしまうこともあります。
発情期を迎えてマーキング行動などを覚えてしまうと、手術後でもそうした行動が抜けづらくなってしまいます。
遅すぎると手術ができなくなる可能性もありますので、早い時期から検討しておくことが大切です。
猫の去勢・避妊手術にかかる費用
去勢手術 | 10,000円~30,000円 |
避妊手術 | 15,000円~40,000円 |
猫の去勢手術には、平均で10,000円~30,000円の費用がかかります。避妊手術には、平均で15,000円~40,000円が相場です。
どちらかと言えば男の子に対する去勢手術よりも、女の子に対する避妊手術の方が高額になりがち。
費用感は動物病院ごとに異なるので、あくまで一例として覚えておくと良いでしょう。
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手術費用以外にもお金がかかる
手術費用については上記の通りですが、場合によってはそれ以外にも費用が発生してしまうことも。
- 麻酔代
- 入院費
- 血液検査
- 抜糸
- 診察費
これらの費用も含めて数万円程度が平均的です。こちらも動物病院ごとに異なるので、手術前に確認しておきましょう。
費用は全額を飼い主さんが負担することになりますが、自治体によっては助成金が用意されていることもあります。
助成額は多くないものの、ちょっとした足しにはなりますのでぜひ確認しておきましょう。
自治体によっては助成金が出る
猫の去勢・避妊手術については、その費用の一部が各自治体から“助成金”という形で補助されることもあります。
これは自治体ごとに決められているものなので、全ての自治体が行っているというわけではありません。
ですが、自治体としても殺処分などの可能性を少しでも下げるため、こうした助成金で望まない妊娠・出産を防げるよう、対策してくれています。
新宿区
対象 | 猫の飼い主及び区内で猫を世話している新宿区民の方 |
去勢手術の助成額 | 2,500円 |
避妊手術の助成額 | 4,000円 |
大田区
対象 | 猫の所有者が大田区に居住し、大田区内において飼育している猫 |
去勢手術の助成額 | 2,500円 |
避妊手術の助成額 | 5,000円 |
川崎市
対象 | 市内において飼養管理されている猫の飼い主の方、市内において所有者の判明しない猫を責任をもって世話している方 |
去勢手術の助成額 | 2,000円 |
避妊手術の助成額 | 3,000円 |
ペット保険は適用対象外であることが多い
犬猫も保険が当たり前の時代になってきており、加入しているご家庭も多くなってきています。
しかし、このペット保険は病気やケガによる「入院、通院、手術」などが基本的な対象範囲となっています。
そのため緊急手術ではなく健康体に施す去勢・避妊手術は、ペット保険の対象外となってしまうことが多いです。
保険内容によっては対象範囲とされていることもあるかもしれませんが、原則として利用できないものになってしまう、と認識しておくのが良いでしょう。
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猫の去勢・避妊手術の流れ
去勢・避妊手術は何時間もかかるようなものではありません。ですが、手術自体は万全を期して行われるようにされています。
あくまで健康体に対して手術を行うこととなるため、場合によってはできないこともあります。
術前検査
手術を行う前には術前検査として、血液検査や身体検査が行われます。必要に応じてレントゲン検査なども行い、全身麻酔や手術による体への負担が大きくならないか確認します。
もし何らかの異常がある場合、もしくは病気を持っている場合には、手術よりも治療を優先されることが多いです。
しっかりと検査を行い、問題ないと判断された場合のみ、手術へと進むことができます。
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手術
去勢手術も避妊手術も、最初は全身麻酔から始めます。
手術に対する恐怖心や、術後の痛みなどを抑えるために麻酔前投与薬を投与。
麻酔導入薬によって意識が消失したら、気管チューブを挿管して酸素吸入となります。同時に麻酔を維持するため、吸入麻酔薬が用いられます。
去勢手術では剃毛・消毒を行い、陰嚢を切開。精巣を摘出して止血・縫合を行います。去勢手術では傷口の治りが早いため、縫合しないこともあります。
避妊手術でも剃毛・消毒を行い、おへその下から開腹し、卵巣のみもしくは卵巣と子宮を摘出。止血・縫合を行います。
手術時間は20分~40分程度で、早ければ10分、長くても1時間ほどとなっています。
術後
術後は数分単位で呼吸状態や心拍、体温などを確認します。
切開部分の痛みがないかどうかといったところから、全身麻酔による体調の変化なども確認。
補助なく起立や歩行ができるようになれば帰宅できるようになりますので、基本的には日帰りが可能です。
猫の去勢・避妊手術後の注意点
去勢・避妊手術が終わったら、術後の経過をみてあげましょう。
まだ傷口も塞がりきっていない状況なので、ちょっとした変化を見逃さないように気を付ける必要があります。
体調の変化や行動の変化に注意する
手術や傷口によるストレスから、体調を崩してしまう子も少なくありません。
場合によっては嘔吐や下痢といった症状が見られることもあるので、注意して観察してあげましょう。
手術のストレスによって元気がない、落ち着きがないということもあります。
行動や体調が安定するまでは遠出したり、誰かに預けたり、ということは避けるようにしてあげましょう。
傷口に触れないよう対策する
手術後の傷口は触れないよう、エリザベスカラー(傷口を舐めないようにする円錐台形状の保護具)などで対策をします。
傷口はまだ縫合してあるため、抗生剤や消炎剤などを塗り、触らせないようにしておきます。
下手に触れてしまうと傷口の治りが遅くなりますので、エリザベスカラーを嫌がる子も多いですが、できる限りつけておきましょう。
また、去勢手術の場合には傷口が塞がりやすいため、縫合を必要としないことも多いです。反対に、避妊手術の場合は縫合が必要になります。
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気になったことがあればすぐに動物病院へ
体に負担がかかる手術の後なので、ちょっとしたことでも不安になってしまいますよね。
事前に獣医師さんから説明を受けているとは思いますが、気になったことがあればすぐに相談することが大切。
手術後の体には負担やストレスがかかっている状態でもあるので、早めに動物病院を受診しましょう。
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猫の去勢・避妊手術後はたっぷり愛してあげる
手術は猫にとっても負担は大きく、術後は元気のないこともあるでしょう。日帰りできればいいですが、場合によっては数泊することになるかもしれません。
飼い主さんと離れ離れになってしまう、慣れないところで寝泊まりしなければいけない、となってしまえば不安も増してしまいます。
術後はまだまだ傷口が塞がりきっておらず、薬を処方してもらっても多少の痛みは我慢しなければならないものです。
辛そうにしている愛猫を見守ることしかできない飼い主さんにとっても、手術は辛いものです。
しかし、去勢・避妊手術をしなかったことによって、望まない妊娠や出産が起こり、野良猫となってしまう子も出てきます。
手術をしなかったときのリスク、手術をした後のリスクを加味し、ご家庭ごとに判断しましょう。
この記事の執筆者
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